「山田洋次 スリップウェア展 再現と新生」(~10/29迄)の6日目。
線彫象嵌の器。フリーハンドで線彫りし、その上に化粧土を塗って拭き取ることで、線の中に土が残り模様が浮かび上がります。ボールペンの試し書きのように、無意識の手による軌跡。化粧土で模様を描く手の動きを、線彫りに応用した山田さんのオリジナルの作風です。
広義にいえば、粉引も刷毛目も三島手も化粧土を使ったスリップウェアですから、この象嵌の模様描きもその延長線上にあるのです。地元・信楽の原土を用い、線彫りの過程を経ていることを考えると、これは和食器の世界観。湯呑みや飯碗はそれが顕著です。展示会を構成するうえで、洋柄のスリップウェアに加え、和の要素も取り入れたとする見方が正しいのかもしれません。
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山田洋次 スリップウェア展 ~再現と新生~
2017年10月21日(土)~29日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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山田洋次プロフィール
1980年 滋賀県東近江市生まれ
2002年 信楽窯業試験場小物ロクロ科修了
2007年 渡英 Lisa Hammond (Maze Hill Pottery) に師事
2012年 滋賀県信楽町にて築窯
2017年 現在、同地にて製作
線彫象嵌の器。フリーハンドで線彫りし、その上に化粧土を塗って拭き取ることで、線の中に土が残り模様が浮かび上がります。ボールペンの試し書きのように、無意識の手による軌跡。化粧土で模様を描く手の動きを、線彫りに応用した山田さんのオリジナルの作風です。
広義にいえば、粉引も刷毛目も三島手も化粧土を使ったスリップウェアですから、この象嵌の模様描きもその延長線上にあるのです。地元・信楽の原土を用い、線彫りの過程を経ていることを考えると、これは和食器の世界観。湯呑みや飯碗はそれが顕著です。展示会を構成するうえで、洋柄のスリップウェアに加え、和の要素も取り入れたとする見方が正しいのかもしれません。










山田洋次 スリップウェア展 ~再現と新生~
2017年10月21日(土)~29日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図


山田洋次プロフィール
1980年 滋賀県東近江市生まれ
2002年 信楽窯業試験場小物ロクロ科修了
2007年 渡英 Lisa Hammond (Maze Hill Pottery) に師事
2012年 滋賀県信楽町にて築窯
2017年 現在、同地にて製作