「岡崎真奈美展　布伝説」　6日目

「岡崎真奈美展　布伝説」の6日目。



民族色の強い模様の布3枚。インドネシア・スンバ 島（幅111・長さ222cm）、中国雲南省タイ族 （幅106・長さ174cm)、インドネシア・フローレス島（袋幅68・長さ169cm）。


土着的な工芸に惹かれるのは、作る動機の純粋さです。今の時代の邪念の透けるスタイリッシュな工芸と違って、民族のアイデンティを守り、家族のため、神への祈りなど根底に流れるアニミズムを感じるのです。工芸の動機は自然発生的であり、自己中心的な表現よりも大きな存在に向けた献身が先にあるように思います。この思いが滲み出ているからこそ、見かけだけのカッコよさとは違う根の深さを感じるのです。


※12/25（土）、26（日）はギャラリー前の道路補修工事があるため駐車場がご利用頂けません。車でいらっしゃる場合は近隣の民間駐車場にお停め下さい。




















岡崎真奈美展　布伝説Manami Okazaki The Legend of Old Textile2021年12月18日（土）～26日（日）営業時間11時～18時　最終日は17時迄　全日在廊（平日は12:30～17:00迄）ギャラリーうつわノート埼玉県川越市小仙波町1-7-6
岡崎真奈美プロフィール北海道生まれ文化服装学院でデザインを学び、アパレルの仕事に就く。その後、東南アジアの旅を経てティモールを中心にした民族布を扱う仕事を始める。現在東京を拠点に、全国各地のギャラリーで「ティモールテキスタイル」を屋号に民族布や古物の展示会を行っている。