「山田洋次 スリップウェア展」(~1/28迄 会期中無休)の9日目。会期は残り2日となりました。本日ご紹介するのは、鳥やウサギをモチーフにした山田さんのスリップウェアです。この愛らしい柄の器も、泥状の粘土をイッチンと呼ばれるスポイトのような道具で描いたスリップウェアになります。イギリスでは元々スリップウェアというと、17世紀中頃から18世紀前半に作られたトフトウェアと呼ばれる鑑賞用の飾り皿がメインです。こちらのリンク先をご覧頂けると分かり易いと思います。このような飾り皿の手法が、徐々に簡素化され18世紀中頃には素朴な絵柄、そして日本で知られる縞模様の抽象柄に変化しました。作家名のある作品としてのスリップウェアから、民衆の暮らしに根付いた無銘のスリップウェア。それを見出した民藝運動家たちの確かな眼。山田さんの絵柄のスリップウェアを見ていると、そんな歴史の流れも感じます。
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長角皿 4725円
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山田洋次 スリップウェア展 ~古典に学ぶ~
2014年1月18日(土)~28日(火) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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山田洋次 スリップウェア展 ~古典に学ぶ~
2014年1月18日(土)~28日(火) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

