画像クリックで拡大3/15（土）から25（火）に開催する「服部竜也 和モダン」展の開催のお知らせです。
服部竜也さんはとても器用な手の持ち主。表面に極細に彫られた線刻模様のボウル、微細な造りのパーツで構成されたポット、切れのあるエッジのシャープなプレート。その手から作り出される器は細部まで神経が行き届き、繊細な形に金属的な釉薬をまとった器は多くの支持を受けています。そんな服部さんが今回の展示会で取り組むのは、日本が古来より培ってきた「和」のモダンな形です。昨年末にユネスコの無形文化遺産に和食が登録されたように、「和の料理」の奥深さは世界が認める日本の誇れる文化です。その料理を美しく引き立ててきた「和の器」の役割も大いに認められるべきでしょう。和の器というと、不定形で枯れた侘び寂びの世界がありますが、もう一方でシンメトリックでシャープな和の形も格別の美しさです。平安の頃から貴族が親しんだ綺麗な器の形。懐石料理の席で使われる清楚な器の形。神事で祀られる清らかな器の形。この凛とした美しさを受け継ぎ、服部さんの手による「和モダン」の新作発表が今回の主題となっております。定番品に加った新たな和の形をこの機会に是非ご覧ください。店主
プロフィール
1978年 岐阜県多治見市生まれ
2004年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2014年 現在、岐阜県土岐市にて製作
服部竜也展 和モダン
2014年3月15日（土）～25日（火） 会期中無休
11:00～18:00
作家在廊日 3月15日(土)
ギャラリーうつわノート（埼玉県川越市） 地図
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