「打田翠 展 ランドスケープ」(~3/4迄)の3日目。
打田翠さんの主軸となるRAKUシリーズ。
柔らかな曲線に淡い色。複雑な変化ながら一定のトーンでまとまった優しさが特徴的です。先回の個展ではこれを「ヴィーナスの果実」と言い表しましたが、その名に違うことなく、女神のボディラインと熟した果実のごとく、神秘的な艶美を湛えた造形です。
RAKU=楽焼きのこと。伝統家系の樂焼ではなく、低温焼成による軟質施釉陶器で、広義な技法的呼称として用いています。手捻りで成形、焼成後まだ熱い内に籾殻に入れて燻し、急冷することでこの表面変化を得ています。楽焼きは時に変化が激し過ぎることがありますが、それをどうコントロールし、何を狙うかが作者の技量になります。
急冷の一瞬に纏う神秘のヴェール。打田さんの内なる女神の仕業でしょうか。この妖艶を伝えるためにRAKUという技法以外の名称を考えてみたくなります。
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打田翠展 ランドスケープ
2018年2月24日(土)~3月4日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
次回在廊日 3月3日・4日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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打田翠プロフィール
1983年 兵庫県神戸市生まれ
2005年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2018年 現在 岐阜県瑞浪市にて制作
打田翠さんの主軸となるRAKUシリーズ。
柔らかな曲線に淡い色。複雑な変化ながら一定のトーンでまとまった優しさが特徴的です。先回の個展ではこれを「ヴィーナスの果実」と言い表しましたが、その名に違うことなく、女神のボディラインと熟した果実のごとく、神秘的な艶美を湛えた造形です。
RAKU=楽焼きのこと。伝統家系の樂焼ではなく、低温焼成による軟質施釉陶器で、広義な技法的呼称として用いています。手捻りで成形、焼成後まだ熱い内に籾殻に入れて燻し、急冷することでこの表面変化を得ています。楽焼きは時に変化が激し過ぎることがありますが、それをどうコントロールし、何を狙うかが作者の技量になります。
急冷の一瞬に纏う神秘のヴェール。打田さんの内なる女神の仕業でしょうか。この妖艶を伝えるためにRAKUという技法以外の名称を考えてみたくなります。















打田翠展 ランドスケープ
2018年2月24日(土)~3月4日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
次回在廊日 3月3日・4日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図


打田翠プロフィール
1983年 兵庫県神戸市生まれ
2005年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2018年 現在 岐阜県瑞浪市にて制作