
11月5日(土)から始まる「田淵太郎展 月の陽炎」の出品物の紹介です。
田淵太郎さんの定番の窯変白磁花入です。平面的な皿や鉢に比べて、立面の多い花入れは薪窯の中で炎が前面から当たりますから、窯変が顕われ易いアイテムです。この花入れの表情を、月の陰影に例えるのは、あながち誇張とは言えないでしょう。窯の中でおこる偶発を狙った田淵さんの必然の技なのです。
窯変白磁花入 高さ27・胴径17cm
田淵太郎展 月の陽炎
2022年11月5日(土)~11月13日(日) 会期中無休
作家在廊日 11月5日
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
略歴
1977年 香川県生まれ
2000年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年 香川県高松市に穴窯を築窯
2022年 現在、同地にて制作

