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「中田光展 文人茶」の7日目-3。
中田光さんの茶杯と煎茶碗です。
六客組の方は、灰釉に陽刻の雲形文が施されています。雲をモチーフにした文様は中国の古い時代の工芸品に見られ、また日本でも多く用いられました。この茶杯は陽刻によって薄い緑色の釉薬が陰影を作り、模様を立体的に浮かび上がらせています。お茶を淹れると、茶の下の模様と共に茶映りも楽しめるでしょう。
もう一方の金襴手の煎茶碗は、赤に金彩と雅なひと碗です。金襴手(きんらんで)とは、赤絵や色絵の上に低温で金彩を焼き付けた技法で、中国明代の景徳鎮の大壷や伊万里、九谷の絢爛豪華な装飾を思い浮かべます。中田さんのこの煎茶碗は金彩で鳳凰を描いていますが、具象的というよりも、マチスの切り絵のような平面的な柄になっています。パピエコレ金彩と言っても面白そうです。
87)陽刻雲文茶杯(六客一組) 各25ml
99)金蘭手鳳凰文煎茶碗 50ml
中田光展 文人茶
2023年12月16日(土)~23日(土)
作家在廊日 12月16日
11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
プロフィール
1983年 神奈川県生まれ
2006年 武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒
2008年 武蔵野美術大学大学院 陶磁専攻修了
2013年 群馬県桐生市に築窯
2023年 現在同地で製作
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