「森岡成好展 種子島」6日目
「森岡成好展 種子島」の6日目。 ゆったりとした形の大壷。色味も優しく焼き上がっています。この年齢にしてでしょうか。達観した境地から生まれる衒いのない壷でしょう。これは種子島土ではなく、今回森岡さんにお願いして特別に追加で送って頂いた和歌山の原土によるものです。オンラインストアには未掲載です。 【森岡成好オンラインストア】 https://utsuwanoteshop.stores.jp/...
View Article「森岡成好展 種子島」7日目
「森岡成好展 種子島」の7日目。 会期は明日12月9日(土)17時までとなります。まだ見応えのある作品を十分にご覧頂けます。またオンラインストアに掲載していない作品もございますので、どうぞこの機会にお越しください。...
View Article「森岡成好展 種子島」ありがとうございました
「森岡成好展 種子島」は本日終了しました。会期中お越し下さいました方、ネットを通じてお選び下さいました方、皆様に厚く御礼申し上げます。尚オンラインストアは12月10日(日)23時までご利用頂けますので関心のある方はどうぞご覧ください。...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 蝙蝠(こうもり)をモチーフにした染付の土瓶。 青花蝙蝠文土瓶 径11・高さ17.5cm・500ml 中田さん談「蝙蝠は吉祥文であり、意匠として好みで明快かつ使いやすい事、その存在が半端者の比喩として説話や売茶翁の漢詩にも登場します。自分がシンパシーを感じるところもあり良く使う文様です。」 中田光展 文人茶...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 陽刻雲龍文急須 径9・高さ8cm・170ml 淡い青白の釉薬溜りが文様の陰影を作る美しい急須です。柄は雲の間を飛翔する「龍」を文様化したもの(写真の反対面)。龍は古代中国で作り出された想像上の神獣で、鳳凰、麒麟、亀とともに四霊の一つとして数えられ全ての生き物の祖とされています。日本では万能力を示す吉祥文されています。 中田光展 文人茶...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 妄倣具輪珠 径7・高さ8.3cm・130ml 妄倣萬豊順記 径8・高さ6cm・120ml...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 南蛮茶注(なんばん ちゃつぎ) 径9・高さ7cm・120ml 群馬の土による南蛮焼〆の横手急須。常滑で学び、万古の黒泥焼を創出した明治の陶工・磯村白斎(いそむら-はくさい1851-1920)や常滑焼の一種である西端焼を生み出した滝田椿渓(たきた-ちんけい1851-1920)の影響を受けています。...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 白磁陽刻秋草文茶注 径10.5・高さ18.5cm・400ml 白磁に陽刻した茶注。形状は青木木米を引き継いでいます。一方に秋草に戯れる蟋蟀(こおろぎ)、もう一方に邯鄲(カンタン=バッタ)の模様が彫られています。やがて枯れる秋の草と、冬に消える虫たちの取り合わせ。栄華も泡沫のごとく。白の陰影で表す儚さでありましょうか。詩情ある一品です。...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 白磁散華文蓋碗 径8.5・高さ8.5cm・75ml 花の散る姿を文様化した白磁蓋碗。散華(さんげ)とは、仏を供養するために花を散布すること。この散華陽刻文は、具象図としては判別しづらくはありますが、散ることを負とせず、その散り際を美とする死生観を隠喩していると思うと、啜る一杯の茶への感慨もひとしおではないでしょうか。 中田光展 文人茶...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
12月16日(土)から始まる「中田光展 文人茶」の出品物です。 交趾手鳳凰文煎茶碗(5客組) 径7・高さ4.5cm・30ml 交趾(こうち)とは中国明代後期に焼かれた低火度の陶磁器で、緑、黄、濃紫などの鮮やかな色彩と文様に特色があります。...
View Article「中田光展 文人茶」12/16(土)より
明日12月16日(土)11時から始まる「中田光展 文人茶」の準備が整いました。急須類(茶注・急須・茶壷・茶銚・土瓶・泡瓶)、碗類(蓋碗、茶碗・茶杯)、周辺の道具類(茶盤・煮水器・涼炉・茶海・蓋置・茶通置き・茶則)など幅のある茶器がずらりと並びます。物質的な道具としてだけでなく、茶を通した文脈を感じられる品々です。初日は中田光さんが在廊しますので、どうぞこの機会にお越しください。 出品物一覧 ◆茶注...
View Article「中田光展 文人茶」スタート
「中田光展 文人茶」は本日よりスタートしました。初日よりご来店下さいました皆様に厚く御礼申し上げます。古典形や文様の意味を通して、お茶の内面に触れるような中田さんの急須を見て下さる方が多く印象的な一日でした。会期は12月23日(土)まで休まず営業します。どうぞ明日からも宜しくお願いいたします。 中田光展 文人茶 2023年12月16日(土)~23日(土) 作家在廊日 12月16日...
View Article「中田光展 文人茶」2日目
「中田光展 文人茶」の2日目。 寒風吹きすさぶ中、ご来店頂きありがとうございました。明日から平日。引き続き宜しくお願いいたします。 中田光展 文人茶 2023年12月16日(土)~23日(土) 作家在廊日 12月16日 11:00~18:00 最終日は17時迄 ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 プロフィール 1983年 神奈川県生まれ 2006年 武蔵野美術大学...
View Article「中田光展 文人茶」3日目
「中田光展 文人茶」の3日目。 本日より「中田光展」のオンラインストアの準備を進めております。今のところ12月20日(水)の夕方から公開予定です。詳細はあらためてお知らせします。...
View Article「中田光展 文人茶」4日目
「中田光展 文人茶」の4日目-1。 中田光さんの小さな茶壺(70~90ml)。凝縮された小さな世界から、広がる大きな茶の喜び。手に納まる愛らしい茶壺3選です。 12/20の夜からオンラインストアでご紹介する予定です(※店頭で先に売約済になる場合がございます) 23)朱土長碗形後手茶壷(共箱)70ml/W9.8/D6.2/H7.0cm...
View Article「中田光展 文人茶」4日目-2
「中田光展 文人茶」の4日目。 中田光さんの刷毛目と三島手の茶壺3選です。李朝初期の粉青沙器に基づく中国古典急須や江戸急須にはない作行。赤土に白い化粧土を掛けている訳ですが、柔らかな筆運びによる白が、雪の山肌を感じさせます。温かみのある土もの急須もまたこの季節には似合いそうです。 オンラインストアでご紹介する予定です(※店頭で先に売約済になる場合がございます) 69)刷毛目茶壷...
View Article「中田光展 文人茶」4日目-3
「中田光展 文人茶」の4日目-3。 中田光さんの焼締め急須2選。鉄分の少ない白土系。水平な蓋に小さなツマミ。一般的な焼締めに比べて素っ気なく見える焼き色が、むしろ清々しく見えます。120mlほどの小さな急須です。 オンラインストアでご紹介する予定です(※店頭で先に売約済になる場合がございます) 36)焼締急須(共箱)120ml/W9.3/D10.5/H6.0cm 37) 焼締急須(共箱)...
View Article「中田光展 文人茶」4日目-4
「中田光展 文人茶」の4日目-4。 中田光さんの陽刻文2選。「陽刻」とは模様を凸状に浮き上がらせた文様のこと。ゆえに押し付ける型は凹状になっており、それを粘土に押し付けることで模様が立体的に盛り上がります。因みに「陰刻」はこの逆で、模様は凹んでいます。 さてこの青磁と白磁。どちらも木米急須にもある形を使いながら、文様は中田さんの思いが込められています。...
View Article「中田光展 文人茶」5日目-1
「中田光展 文人茶」の4日目。 中田光さんの象嵌急須2選。象嵌(ぞうがん)とは線彫りした部分に、白い化粧土を埋め込んだ技法です。金属工芸の象嵌の方がより緻密ですが、陶土の場合、曖昧な線の境界がかえって寛容に思えます。...
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